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第20章:"別れ、そして旅立ち"

あゆみが目を覚ました。既に昼の12時を回っていた…澤田がちゃんとフロン トに電話を入れ、遅いチェックアウトの了解をとりつけてくれていた。 「おはよう、あゆみ…」 「…おはようございます…暁さん…ごめんなさい、あゆみ、こんなに遅くまで 眠ってしまって…」 「大丈夫だよ…あゆみの寝顔をずっと見ていたから、全然退屈しなかったし…」 「恥かしい…・でも・・・すごかった・・・昨日はあゆみ・・信じられないぐらい感 じて・・・こんなに人間が感じる事が出来るなんて・・・もう最後はよく覚えてない の・・・ぁぁ・・」 その後少しの沈黙が2人の間に訪れた…2人とも考えていた事は同じだった。 あゆみの新幹線の時間は16:00…もうすぐ別れの時が近づいている事を… 「しばらく…お別れだね・・あゆみ…」 「あ、暁さん…」 彼女の目から大粒の涙が流れた…ぬぐっても、ぬぐっても…その涙を抑える事 は出来なかった… 「い、いやああ…あ、あゆみ…離れたくない…」 「僕ももちろんだよ…でも、とにかく一度お互い自分の生活に戻らないと…必 ずすぐ連絡するから…ね、あゆみ…」 "ぁぁ、いや…暁さんと離れて…また一人N市に戻って前の生活するなんて… あゆみには出来ない…でも、どうしようもない事…暁さんも明日にはアメリカ に戻らなければならないし…きっとまたすぐ会えるわ、きっと…あゆみ、少し の辛抱よ…・我慢しなきゃ…" 彼女はそう自分に言い聞かせると…涙を拭って…精一杯の笑顔を澤田に向け… 「大丈夫…電話とかメイルとか…連絡とりあって…私、次に暁さんと会える日 まで、頑張るから…」 「ありがとう・・あゆみ・・・僕もつらいけど・・頑張るよ・・」 その後あゆみはどうしても見送りをしたいという澤田の申し出を断った。東京 駅まで澤田が来てくれるのは嬉しかった…でも、ますます別れがつらくなるか ら… 最後に澤田はあゆみに熱いキスをして…きつく、華奢なあゆみが折れんばかり に彼女の体を抱きしめた後…自分の部屋に戻っていった… あゆみは悲しみをこらえ、熱いシャワーを浴びた。しかし、またも涙が…彼女 の涙とシャワーの水滴が混じって…彼女の白い肌を伝わって…バスタブに落ち ていった。 しばらくぼーっと窓から外を眺めていたあゆみ…4日間の澤田との思い出全て が、はっきりと頭の中に浮かび上がってきた。 最初の出会い・・初めてのキス・・澤田の手の中で初めて果てて・・澤田のも のを初めて受け入れて・・車の中でいかされて・・澤田のものへの初めての奉 仕・・口で受け入れて・・バーでのひととき・・澤田の舌をアナルに迎え入れ ・・バックから澤田を受け入れて信じられない快感を受けて…一つ一つがあゆ みの脳裏に走馬燈のように蘇ってきた。 ”暁さん…あゆみ、幸せでした…本当に・・有難う・・今度会う時は…もっと もっと綺麗な"水島あゆみ"になって…暁さんに尽くします…待っていてね・・" あゆみは何とか気を取り直した後、もう一度この週末旅行最後の、完璧な"水 島あゆみ"に変身すべく準備を始めた…髪にブローをあててブラッシングをし て、そして丁寧に化粧を施す。次に下着。最初に…澤田の手で、いってしまっ た…澤田の手の感触が残っている、そんな気持ちになれる…思い出のパンティ を身につけ、お揃いのブラ…新しいパンティストッキングを履いて…澤田が可 愛いと言ってくれたブラウスを着て…澤田が素敵だと言ってくれたミニを履い て…澤田がプレゼントしてくれたイヤリングをつけて…コートをはおって部屋 を出たのであった。誰が見ても恐らく全員が、今日のあゆみが一番美しく、輝 いていると思っただろう。その容姿、雰囲気からは、素晴らしい、最愛の男性 から愛されているという自信みたいなものがみなぎっていたからである… そして、あゆみはホテルを後にすると…ミニから伸びる美しい足に多くの男性 の視線を浴びながら、それに恥らう様子も無く…逆に堂々と、微笑みを浮かべ ながら…東京駅に向ったのであった。早春の爽やかな風に"水島あゆみ"のセミ ロングの髪が心地よさそうに なびいていた・・ "水島あゆみ"にとって、これからの人生を大きく変えるであろう…澤田との4 日間、 "運命のウィークエンド"が今終わろうとしていた… 彼女がこれからどう生きていくのか、今まで通り男性と女性の顔を使い分けて 生きていけるのか…あるいはより美しい女性になって生きていくのか…澤田と の恋の結末は…読者とともに、続編を楽しみに待ちたい… (運命のウィークエンド…完)


TRANSE NOVEL 運命のウィークエンド(作:光の国の王子)
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