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第10章: "夢のような1日"

あゆみは目覚ましの音で目覚めた。4時間も寝たのだろうか…しかし、疲れも あったのか熟睡できた彼女には、とてもさわやかな朝だった。澤田とはブラン チの約束をしている。 それまでにシャワーを浴びて…・あゆみに変身する為の十分な時間を計算して 目覚ましをセットしていた。熱いシャワーを浴びて…丁寧に体を…すみずみま で洗い…それから自慢のセミロングの髪をシャンプーした。バスタオルで体を、 髪を丁寧に拭いていたあゆみの目に、昨夜洗ってそっと干しておいた…・シル クのパンティが目にはいった。 そう…・パンティの中で…・しかも、澤田の手の中で…彼女は昨夜の事を思い 出して、一人で頬を赤らめた…・ "いや…恥かしい…暁さんの顔…まっすぐ見れないかも…" 髪に丁寧にドライヤーをあて、ブローをした後、美しいあゆみへと変身してい った…・ 化粧も終わり…下着をつけ…・ストッキングを履いて…・お気に入りのブラウ スに白の ミニ…・いつにもまして完璧な"水島あゆみ"が生まれていた。 アクセサリー類を身につけ、お気に入りのパフュームを…・服に合うハンドバ ッグを持つとあゆみは澤田の待つホテルのレストランへ向う為に部屋を出た。 澤田は既に来ていた。最初だけは昨夜の事もあり澤田の顔をまともに見られな かったあゆみだったが、澤田の何事も無かったのような優しい振るまいにも助 けられ、少しづついつもの明るい彼女に戻っていった。 澤田との楽しいブランチ、その後銀座に2人で出てショッピング…・澤田の腕 にもたれ、時には澤田を引っ張りまわすように…澤田に甘えて…10近く年の 離れた仲の良いカップルが、年下の彼女が彼氏に甘えて…彼氏はまたそういう 彼女が可愛くて…周りの人間にはそんな光景に見えた事だろう。あっという間 に2人だけの時間は過ぎていった… 澤田は彼女にイヤリングをプレゼントした。今日の彼女の服に、それと他のア クセサリーともバランスのとれた…お洒落なイヤリングだった。 あゆみはもう嬉しくてデパートのトイレに入ると、すぐにもらったイヤリング に付け替え澤田に最高の笑顔を見せたのだった。 夕食はお洒落なイタリアンレストランでとった。おいしいワインとおいしい料 理…それに、何にもまして…澤田の笑顔が、あゆみにとっては最高のご馳走だ った… ”信じられない…・こんな幸せな気持ちになったの生まれて初めてかも…夢じ ゃないわよね…夢でも…絶対覚めないでほしい…・暁さんと…・ずっと一緒に いたいから…・" もう、彼女の心の中からは、なぜ男性を好きになるの?、という疑問は消えて いた… 今日の彼女はもうN市を出る時のあゆみではなかった。女性として、女性の" 水島あゆみ”として澤田に愛されたい、澤田を愛している…そんな気持ちで溢 れていたのである。 一方、澤田も同じ気持ちであった。あゆみに会う前の澤田とは180度変わっ ていた… ”あゆみ…こんなに…心の底から愛した人は今までいなかった…初めてだよ。 笑顔、すねた顔、寂しい表情…そして、可愛い目、鼻、唇…・髪…手…足…・ 何もかも好きだ…どうしようもなく…ずっと一緒にいたい…あゆみ" そんな事を考えながら彼女を見つめていた…・ 昨日よりさらに2人の距離が近づいていた…・まるで赤い糸で結ばれていた男 と女が出会った時のような…・そんな運命を…お互いに感じはじめていたので ある…


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