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第6章: "初めての…キス"

2人はさきほどの出来事の事など忘れたかのように、いや、何事も無かったか のように、まるで恋人同士のようにそのバーでの時間を大切にしていた。少し 酔いも回ってきたのですこし夜風に当たるべく2人はホテルに車を置いたまま …・お台場を散歩した…・ 少し夜風が肌寒かった…・澤田は自分のコートを優しくあゆみの肩に掛けてあ げた… 「暁さん…・ありがとう…・」 澤田は優しく彼女の華奢な肩を抱いて…公園の方へゆっくりと歩いていった… 185cmの澤田と160cmのひとみ…・大きな逞しい男性にか弱い女性が 寄り添って仲むつまじくデートを楽しんでいる…・周りの人間にはそんな風に 映った事だろう…・ ベンチに座り澤田は優しくあゆみの肩を抱いた…・あゆみも自然に、本当に自 然に…澤田に身を委ねた…・その直後…・澤田はあゆみのあごに手をかけると 突然、自分の唇を彼女のピンクのルージュをひいた柔らかい唇に優しく重ねて きた…・ "えっ…・うそ…・" 男性からの突然のキス・・・本来なら当然に拒否反応が生まれてもおかしくなかっ たが・・・驚きの中であゆみは・・・ごく自然にそれを受け入れていた。 あゆみは…・信じられなかった…・男性とのキス…・あれほど否定していたの に…・拒否反応も無く…ごく自然に…・いや、むしろ期待をもって…澤田の唇 を迎え入れたのである…あゆみの心の中で例の方程式が音をたてて崩れていっ た…・ 澤田のキスは…・本当に優しい…キスだった…・あゆみの壊れそうな女性の唇 をいたわるように優しく触れ…そして…ごく自然に…・舌をあゆみの中に…・ 「んん…・ああ…」 もう彼女にはその侵入を拒否する理由は何も無かった… "ああ…暁さんの…・熱い舌が…私の舌を追いかけるように…からんできて… ああ、あゆみ…すごく感じて…・あ、暁さん…・好き…・" 澤田には気づかれなかったが…・彼女のペニスはすでに興奮しており…・パン ティの前を濡らしていた…・ "ああ、いや…・なんでこんなに…・男性とのキスだけで…感じてしまうの… ああぁ" どのくらいの時間が経ったのだろう…澤田の唇がそっとあゆみの唇から離れた… ”男性とのキス…いや、全然違う…あゆみさんは僕にとって男性でも女性でも そんな事、問題じゃ無いんだ…柔らかい唇…・甘い蜜のような味…・僕は…・ 本当にあゆみさんに…・" 澤田も自分自身のものがあゆみとのキスだけで…・大きくなっているのに…・ 気づいていた…・・ 「あゆみさん…・突然ごめん…・でも…・今夜はどうしても…・貴方にキスが したくて…・すごく好きになってしまって…・そんないいかげんな気持ちでは ないから…信じてほしい」 澤田の真剣な眼差しにあゆみも…・ 「いえ…・嬉しい、嬉しいです…・私も暁さんの事…・好きだから…・」 彼女の中で何かが変わり始めていた…・そう、女性として男性に愛される喜び に、素晴らしさに…・彼女は…・気づき始めていたのである…


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