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第3章: "輝く街、東京"

新幹線が東京駅に着いた。彼女はトランクを持ってホームに降り立つ。もちろ ん、今まで何度も東京には来ていた。しかしいづれも男性としてであり、あゆ みとしてホームに降りるのは今回が初めてであった。そういう事もあって、何 か雰囲気、景色全てが彼女にとってはすごく新鮮に思えた。 ”なんか…すごく嬉しい…・あゆみとして、こうやって東京駅に降りられて… さあ、これから4日間を精一杯楽しまなくちゃ…そう、まずこんなスーツケー スを持っていたら自由に行動できないわ、先にホテルにチェックインしなきゃ…" 彼女は、丸の内側の改札を出てタクシーに乗りこんだ。行き先は全日空赤坂ホ テルであった…彼女はどこに泊まろうか色々迷った…・でも、やはりちょっと 落ち着いていて大人の紳士・淑女が泊まれるホテルという事でそのホテルを選 んだのである。赤坂はもちろんの事、銀座、六本木等にも出やすいし交通の便 も考えた。タクシーの運転手に行先を告げた。 男性とばれないかちょっとドキドキしていたが、もうそんな心配は今の彼女に は余計な事だった。運転手も彼女の美しさに見惚れており、時々ちらちらとバ ックミラーで後部座席を見ては、しばらくして彼女に話しかけてきた…・ 「お嬢さん…すみません、こんな事言って…すごく綺麗な方で…芸能界か何か の関係の 人ですか…?」 「い、いえ…・そんな、普通のOLです…・ちょっと友人の結婚式があるので 東京に出てきたんです…・でも、そんな風に言ってくださって…・嬉しいです」 「い、いや、私じゃなくても…全ての男性は同じ気持ちになると思いますよ…」 ”よかった…あゆみ、大丈夫みたい…・声ももともと高めだから、ちょっとト ーンを上げれば全然OKだし…・こんなに近くで話しても運転手さん気がつかな いんだから…よし、 もっと自身を持たなければ・・・" 彼女の中に、あの自分の部屋でいつも感じていた、"絶対に大丈夫"という 自信が少しづつ蘇ってきた。 運転手との会話を楽しんでいるうちにタクシーはホテルに到着した。ポーター が彼女のスーツケースをタクシーのトランクからピックアップする。彼女は堂 々と中に入り、チェックインを済ませるとポーターの案内で部屋に向った。 部屋に入りポーターが出ていく…・ようやく東京での"水島あゆみ"としてのバ ケーションが始まる…28階、東京タワーが見える…・夜景がさぞかし綺麗で あろう、そんな部屋である。 彼女は夜景が、いや夜景だけでなく輝くものが、光るものが好きであった。そ んな彼女にとって素晴らしい部屋、いや、部屋ではなく最高の舞台が、今、” 水島あゆみ"の為に用意されたのであった… "さあ、あゆみ、楽しむのよ思いっきり…ふふふ"


TRANSE NOVEL 運命のウィークエンド(作:光の国の王子)
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