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第6章 同棲(85%)

僕は祐樹さんのマンションへ遊びに行くことが多くなっていました。彼は静岡 から東京の大学に入学して以来、世田谷のワンルームマンションで一人暮らし をしていたのです。はじめは祐樹さんの食事を作るために通っていたのですが、 今月になってからは、そのまま泊り込む事も多くなっていました。 「今日も泊まっていけるんだろ?」 食事を作る僕の後ろに立って祐樹さんが言いました。 「どうしようかなー」 「もったいつけてるな!これならどうだー」 「あぁん、駄目だよー」 祐樹さんは僕が着ていたTシャツの中に手を入れて来たのでした。 「なにが駄目なの?」 「食事が作れないよ」 「泊まるのはOKだよな」 「・・・・・」 「じゃ、こうだー!」 手を外すどころか、ブラを外して乳房を揉もうとします。 「あぁあ・・わかった。泊まります。うん、泊まらせて下さい」 「ヨシヨシ、じゃ、後で・・・」 「もうっ」 今日のメインディッシュは鶏のかりかり南蛮揚げを作りました。薬味のたっぷ り入ったタレとカラリと揚げた鶏肉が良く合った料理で、めったに褒めない姉 からのお墨付き料理なのです。 「美味しい?」 「最高だよ。めぐは料理が上手だね」 「レパートリーは少ないんだけど、この料理は十八番なんだぁ」 「これだけ出来れば十分だよ」 「そうかなー。もっと覚えようと思って」 「そかそか」 「今月のCANCANにお料理特集が載っていたので買って来ちゃった」 「明日も楽しみだねー」 「誰が明日も作ってあげるって言ったぁ?」 「おいおい」 「ちゃんと、お願いしなさい」 「めぐ様、明日も美味しい料理を作ってくださーい」 「ヨシヨシ、作ってあげよう」 僕は食べ終わった食器を洗って乾燥機にかけると、買って来たCANCANを 持って祐樹さんの横に座りました。 「さて、明日は何を作ろうかなー」 「今、食べたばかりだぞ」 「いいでしょ。見るのが楽しいんだから、祐樹さんはTVでも見てれば?」 「はいはい」 「あっ」 「うん?」 「なんでもない・・・」 特集では”彼氏を満足させる料理レシピ”と同じ大きさで”彼氏を満足させる エッチ”も掲載されていたのでした。そこには・・・前戯から声の出し方、彼 氏への奉仕など、読むだけで顔が赤くなるようなことが図解入りで掲載されて いました。 (こんなこと・・・全然してない・・・汗) 僕は祐樹さんとのエッチではされるがままになっているだけで、雑誌では”マ グロ”のような女性として駄目だしされていたのです。 「本当にめぐは料理が好きなんだね。そんなに真剣になって」 「えっ!?」 「決めた?」 「なにを?」 「明日の料理だよ・・・それを見ていたんだろ?」 「うっ、うん・・・後で、ゆっくり考えるわ」 「見せて、俺が決めてあげるよ」 そう言いながら、祐樹さんは僕の手から雑誌を奪い取ったのでした。 「えーっと」 「・・・・」 「なんだぁ!これ・・・」 「えへへ」 「料理のレシピを真剣に読んでると思ったら・・・」 「知らなかったんだよー」 「ふーん。そう」 「・・・・」 「彼氏を満足させるエッチかぁ」 「すごいよね。最近の女の子雑誌って」 「めぐに、こんなことしてもらったことないなー」 「そんなことしなくても、満足してるよね?」 「どうだか・・・他、知らないし」 「して欲しいの?」 「料理レシピは明日にして、今日はコッチを注文するかなぁ。笑」 「えっ、、うそ・・・」 「しっかり、読んで勉強しなさい」 そう言いながら、祐樹さんは僕にCANCANを返してきたのです。僕は祐樹 さんの隣で”ファラチオテクニック”の章を読み始めました。 その日の夜、僕は雑誌に掲載されていた記事を実践に移してみました。普通の 女の子はこんなことをするのかと疑心暗鬼でしたが、祐樹さんに喜んでもらえ るのだったらとの気持ちでした。 「うっ」 いつもであればエッチの時は無言の祐樹さんが声を漏らしました。僕の口の中 で祐樹さんのモノがどんどん大きく、硬くなって来ます。僕は雑誌に書いてあ った通りに、舌を使いながらピストン運動を繰り返し、棒アイスをしゃぶるよ うにしました。 祐樹さんの手が僕の頭を抑え、ピストン運動を止めようとしました。でも、僕 はそれを払いのけ続けたのです・ 「うぅーっ!」 そして、ついに喉の奥に向かって、祐樹さんのモノから液体が勢いよく発射さ れたのです。その後も何度か僕の口の中でビックンビックンと動き液体が放出 され口の中は祐樹さんの精液でいっぱいになったのです。僕はそれをのみ込み ました。 「うっうー」 祐樹さんの顔を見ると、エクスタシーを感じていたのでしょうか、とても恍惚 感を味わう表情をしていたのです。僕は少し嬉しくなって、再びピストン運動 を始めました。すると、祐樹さんは股間の辺りで蹲る僕を引き上げました。 「あぁーん、もっとしてあげる」 「もう、いいよ・・」 「感じた?」 「あぁ」 「本当?」 「沢山、飲んだでしょ(笑)」 「うん」 「頑張ったね。うがいして来てもいいよ」 「ううん」 ベットに横たわって、僕は後ろから祐樹さんに抱かれるように寄り添っていま した。 「このままで・・」 祐樹さんの手は、すぐに思い出したように、僕の乳首を弄び出しました。触ら れる度に、僕がもぞもぞ動くのを意地悪く楽しんでいるのです。それでも僕は この状況がとても安らぎ心地よかったのです。 翌朝、僕は祐樹さんのマンションから直接学校に行きました。 「めぐみ、なにかいいことでもあったの?」 里美が僕の顔を覗き込みながら聞きました。 「えっ?特に・・・なんで?」 「だって、さっきから講義も上の空で、ニタニタしてるよ」 「うそっ」 「本当だよ。ね、智美」 「うんうん、絶対になにかあった」 僕は、昨晩のことを想像していたのでした。我慢できなくなって、僕の口の中 で射精してしまった祐樹さんの顔を思い浮かべながら、今晩も、などと考えて いたのでした。 「あのさー」 「うん?」 智美や里美も、同じようなことをしてるのか聞きたい衝動にとらわれたのです が、場所と時間を考え聞くことに躊躇いました。 「やっぱりいいや」 「なによー」 「うん?いい」 「なんだか、思わせぶりだよねー。感じ悪い・・・」 「絶対になにかあったんだよ」 「また、今度、話す」 「こらっ!そこの三人!お喋りするんだったら教室を出て行きなさい」 黒板に向かってブツブツ言っていた、生活科学の助教授が僕達に向かって突然 怒り出したのでした。先生のお蔭で僕は智美達からの追求を逃れることが出来 たのです。 その日の講義が終わると、早々に僕は家に戻りました。祐樹さんのマンション に泊り込む為、着替えなどの準備に帰ったのです。僕が準備を終えて家を出よ うとした時に姉が帰って来ました。 「あれ?めぐみ・・これから彼氏のところ?」 「うん」 「私の食事は?」 「女なんだから自分で作りなさーい」 「ちょっと、大事な話があるんだけどな」 「急いでるんだけど」 「私、大阪に転勤になったのよ」 「えっ!?」


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