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第6章 消えたオチンチン

7月も半ばを過ぎ、すでに夏休みが目前に控えていましたが僕と智美は相変わ らずMILKYで勤労に励んでいました。その日も、いつものように僕と智美 が揃ってパブに出勤すると珍しく早く着ていた愛さんが待ち構えていたように 僕の側に近づいて来たのです。 「めぐみちゃん、例のプレゼントが手に入ったわよ」 「例の???」 一瞬なんのことだか理解できなかったのですが愛さんはそれに気づくと自分の 視線を僕の股間に向けたのでした。 「約束のプレゼントよ!苦労して手に入れたのよ」 「あっ、すみません」 僕は数日前にお客様とデートをし水着を購入してもらったのですが、その時、 愛さんも僕が水着を着れるようにと股間を目立たなくするモノをプレゼントし てくれるとのことだったのでした。 「なになに?例のモノって??」 「なんでもないよ」 「あ〜っ、私をのけ者にしてるなぁ!いいのかなぁ・・・そんなことをして」 「そんなことないよ」 「じゃ教えてよ」 結局、僕は先日のことを智美に説明することになってしまったのでした。 「そのモノってどんなものなんですか?」 好奇心の旺盛な知美は経緯を知るとプレゼントがどんなものなのか知りたくな ったようなのです。実を言うと僕も少し気にはなっていました。 「今日は持って来てないのよ。帰りに私の家に遊びに来ないかなぁと思って」 「なんだ、無いんですかぁ」 智美は自分が頂くわけでもないのに残念がっていました。 「明日は学校、休みなんでしょ。泊って行ってもいいわよ」 「もちろん、寄らせていただきます」 智美が誘われたわけでも無いのに勝手に答えたのでした。 「知美!・・・・」
いつもであれば、僕と智美は最終電車の時間もあって、夜11時頃にはお店を 引けていたのですが、その日は愛さんに付合いお店を出たのは夜中の1時を過 ぎていました。三人は表通りでタクシーに乗り込み愛さんの家に向かいました。 愛さんの家はお店から車で20分くらいのところにある高層マンションでした。 「すごい所に住んでいるんですね」 「えぇ、でも私の持ち物じゃないわよ。住んでいるだけ・・・・」 「もしかして、パトロンさんのマンション??」 「そんなものかなぁ、笑」 「そうなんだ」 智美は何かを言おうとしたようでしたが、あまり立ち入るのを控えたようです。 愛さんの部屋は20階にありました。部屋は15畳程のリビングと奥には寝室 らしき部屋があるようです。 「何か食べる?」 「いえ、お店で食べ過ぎました。笑」 「じゃ、コーヒーでも入れるわね」 そう言うと愛さんはリビングと対面しているキッチンに入りドリップメーカに 水を入れ始めました。 「センスの良いお部屋ですね」 「そう?ありがとう」 「私の部屋より女性らしい部屋ですね」 「智美と比べれば殆どの人の部屋は女性らしい部屋になるかも」 「めぐみには言われたくないわ」 「そうそう、目的の物を・・・・はい、これよ」 愛さんは奥の部屋へ行くと紙袋を持って来て僕に手渡したのです。 「開けてみて」 「今ですか?」 智美が興味深い眼差しで袋を見ているのです。 「そうよ、試着してみて」 愛さんは有無も言わせない口調で僕に告げるのです。しかたなく袋を開け中を 覗き込むと女性物のパンティーとも思われるものが入っていたのです。 「出してみて」 「うん」 袋から出すとそれはTバックのパンティーのようでした。しかし、手に取って みると股間の部分が異様に固いのです。 「そこの部分は強化ゴムになってるのよ。ちょっと立ってみて・・・」 「えっ?」 「穿きかたを教えてあげるから」 そう言うと愛さんは僕の手を取り立たせると説明を始めたのです。 「まずは、腰の上でこのベルトを締めるでしょ」 「そして一回転させて・・・これが前でプラプラするようにするの」 「っで、これを股に通して後ろのこれに引っかけて・・」 「また、股を通して・・前のここにセットするでしょ」 「最後に力一杯に引いて!」 「あうぅっ」 「ロックっと・・・・・どう?」 オチンチンが後ろに折り曲げられて付け根の辺りを強く押し上げられてしまっ たのです。 「すごく圧迫されてる感じが・・・・」 「うそぅ、そんなにめぐみのナニは大きかった?笑」 智美は勝手なことを言っているのです。 「ズボンの上からじゃ上手く付けられないわね。向こうの部屋で穿いてみて」 「いいですよ」 「駄目、そのままじゃ帰れないでしょ。みんなにわかっちゃうわよ」 「そんなぁ」 「早くしましょ」 「そうだよ。それじゃ恰好悪いわよ」 「・・・・・・」 「なんなら私が手伝ってあげましょうか?」 愛さんの申し出に首を降って追いやられるように僕は隣の部屋に入ったのです。 「どう?出来た?」 「うん・・・・・」 しばらくして部屋に戻ると、智美と愛さんの視線は明らかに僕の股間に釘付け となっていました。 「ちゃんと着用できた?」 「と思うけど・・・」 「どれどれ」 愛さんは突然僕の股間に手を当てたのです。 「ちょっと、やめて下さい」 「動かないで・・・」 愛さんの手は僕の股間で何かを探すように弄っているのです。 「ちゃんと着けてるみたいね。でも・・これ痛くない?」 「うぅ」 愛さんは強化ゴムから逃れていた僕の玉を手で摘んだのです。 「なにするんですか」 「これは、こうじゃないのよ」 そう言うと僕の大事なモノを強化ゴムの内側に押し戻すと上部に向けて押し上 げたのです。 「うぅ・・・」 不思議な事に二つの丸いものは袋の中から消えてしまったのです。 「痛くないでしょ?」 「うん」 それは袋からどう動いたのか僕の下腹部に取り込まれてしまいました。その物 は袋の中に降りようとしてるようですがゴムで強く押し上げられていて降りて こないようです。 「お店に来る時は必ずそれをして来るのよ」 「・・・・・・」 「返事は?」 僕は声を出す変わりに首をたてに振ったのです。 「お店だけじゃなくて大学にもして来なさいよ」 智美は横で好き勝手なことを言ったのです。 「良い考えね」 愛さんも賛同するではありませんか。 「これじゃ、トイレにも行けないよ」 「なに言ってるの、どうせ学校では女子トイレに入ってるでしよ」 「・・・・・」 「個室なんだから外してすれば良いじゃない」 確かに最近ではオシッコをするにも個室で座ってしていたのです。 「智美さん、めぐみの判断に任せましょうよ。強制したくないもの」 「そうね」 なんとなく気まずい空気が流れてしまったのです。どうしても僕は強引に言わ れると自己を主張できないのです。いえ、もしかしたら心の中では強要される ことを望んでいるのかも知れません。 「わかったよ、学校にも装着して行くよ」 「うんうん、めぐみは良い子だもんね。そう言うと思ったわ」 「とにかく今日はめぐみの消えたオチンチンに乾杯しましょ!」 そう言いながら愛さんは席を立ってワインを取りに行ったのでした。
愛さんがワインとグラスを片手に戻って来るとチャイムが鳴ったのです。 「こんな夜中に・・・お客さんの予定でもあったんですか?」 「うん、ちょっと待ってて」 ドアの所で誰かと話しをしているようでした。 「どうぞ、こっちよ」 「お邪魔します」 愛さんと一緒に入って来た女性を見て僕は唖然としてしまいました。 「姉貴!どうしてここに??」 「びっくりした?」 横では智美と愛さんがニコニコしているではないですか。 「どう言うこと??」 「鈍いわね。めぐみも、笑」 「もしかして・・・全部、姉貴が・・・・そんな・・・」 「そうよ、みんなに協力してもらったのよ」 「本当に???」 僕が二人の顔を見ると頷いているではありませんか。 「めぐみは側でサポートする人がいないと駄目だから学校でのサポートを智美 さんに頼んだのよ」 「じゃ、入学式で声も掛けて来たのも、姉に言われて?」 「そうよ。でも本当に奇麗だったからびっくりしたわ、これからは愛さんにバ トンタッチするの。やはり経験者の方がいろいろアドバイス出来るでしょ」 「めぐちゃんが本当にそれを望んでいるんだったらお手伝いするわよ」 「・・・・・・なにをですか?」 「これから先は後戻り出来ないから自分で考えなさい」 「それって・・・・・・・・・」 「めぐみが望むならみんな手助けするってことよ」 「すぐにはわからないわよね」 愛さんが助け船を出してくれたのでした。 「そうね。ゆっくり考えなさい」 「今日は女4人で朝まで呑みましょう!」 僕はすぐに拒否しなかったのです。僕の性格を知り尽くしている姉は、きっと 僕がこのゲームを続けると確信していたのでしょう。気が付いていないのは僕 自身だけだったのかも知れません。 めぐみ18歳の夏・・・・・END めぐみ二十歳の春に続く・・・・・


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