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第5章 初デート

アルバイトを始めてから早くも一ヶ月を過ぎようとしていました。朝早くから 講義がない日の前の晩だけ勤務しているのでバイト料はそんなに溜まってはい ないのですが、それでも夏休みの旅費ぐらいなら十分蓄えられたと思います。 先日、「そろそろアルバイトを辞めようか」と智美に持ちかけたのですが、彼 女はまったく辞める気は無いようで冬休みの海外旅行費用も稼ごうと言うので した。一人だけ辞めるとも言いづらく、しかたなく僕も継続して働くことにし たのです。 「あら、智ちゃんは今日お休みなの?」 アルバイトではお世話になっている飯田愛さんが話しかけてきたのでした。 「はい、鬼の攪乱みたいで、風邪を拗らせたみたいです」 「それは心配、めぐちゃんも寂しいわね、もうお店は慣れた?」 「はい、お陰様で・・・」 「そう、それは良かったね。すっかりその服も板についてるわよ、笑」 「そんなぁ」 確かに言われて見れば、今ではスリットの入ったタイトロングスカートにも慣 れ、人目を気にしなくなっていました。それどころかズボンと違ったスカート の心許なさとウエストの締まり心地が少し快感でもありました。 「私の思った通り、めぐちゃんはニューハーフの素質が十分あるわね、笑」 「・・・・」 「それはそうと、明日は学校お休みでしょ?時間の都合つかないかしら?」 「何でしょう?・・・暇ですが、笑・・・」 「うん、プライベートなんだけど、さっき、お客様と約束しちゃったのよ」 「えっ?、何を約束したんですか?」 「デート」 「デート?ですか?・・・なんで僕も??」 「相手も二人で来るの、だからこちらも二人で行かないと」 「でも、相手って男でしょ?僕じゃ釣り合わないですよ」 「大丈夫よ、めぐちゃんだったら、笑」 「なにが、大丈夫なんですか、僕がなんで男とデートするんですか」 少し僕は怒ったように言ったのですが、その時の女装した恰好では説得力は無 かったと思います。 「あら、めぐちゃん、男友達と遊びに行ったことないの?」 「それはあるに決まってるじゃないですか」 「それと、同じよ。私には何を勘違いしているかわからないわ」 「えっ?デートだっていうから・・・・」 「食事をして、買い物に付き合ってもらうのよ」 「愛さんが言うと、男と女のデートのような気がするんですが・・」 「男同士の友達デートよ、笑。あっ、めぐちゃん嫌らしい事を想像してた?」 「そそそんな(^^;;」 「なんだったら、そうしても良いわよ。相手と合意の上だったら、笑」 「いえ、僕は絶対にそのような事はありません!」 「うん、でも良いでしょ?もう、めぐちゃんを連れて行くって言てしまったの」 「えっ、しかたないですね、いつもお世話になっている愛さんの頼みですから」 「ありがとう、取りあえず、11時に池袋の東急ハンズの入り口でいい?」 「わかりました」
翌日、僕は愛さんとの約束通りに東急ハンズに行きました。JRの改札から東 急ハンズまでの道のりはいつものように人でごった返していましたが、待ち合 わせの時間より10分前に着くことができました、しかし、すでに愛さんは来 ており、見知らぬ男性と楽しそうにおしゃべりをしているのが少し離れた所か らでも判りました。 愛さんはノースリーブのサマーセーターにタイトのミニスカート姿でロングの 髪は頭の上で大きな団子を作っていました。どう見ても可愛い女の子です。男 性は30代前半でしょうか全体的にサッパリした印象の人で好感を持てそうな 方でした。その時、なんだか胸がキュンとなったような気がしたのです。 (あれ?、今のキュンは何なんだ!?) 「めぐみ!」 僕に気が付いた愛さんが「こっち!」と言うような調子で手を振ったのです。 僕も反応するように「判ったよ」と軽く胸の所で手を振って答えました。 つられて中途半端に胸の所で手を振った仕草は、まるで街でよく見かける女の 子同士の光景だったかも知れません。 「早かったですね」 「ええ、めぐみは彼の顔を覚えていないでしょ?、彼とめぐみが先に来たら気 まずいと思ったのよ、笑」 「こんにちは、砂田義彦です」 「あっ、深山恵です」 「めぐみ、顔が赤くなっているわよ。どうしたの?」 「えっ?・・・急いで来たから・・・。もう一人の方は?」 「それが・・今、携帯に電話があって、仕事で来れないって言うんだ」 「あれ、そうなんですか・・・じゃ、僕は帰ろうかな。お邪魔しちゃ悪いから」 「笑、何を言ってるのよ。今日の主役はめぐみなんだから」 「そうです、やっと愛さんに頼んで機会を作って頂いたんですから」 「えぇ??どう言うこと??」 「お店で一目惚れしました!」 「あの〜ぅ、僕は見ての通り男です」 「見ての通りって、そこらの女性より綺麗です。」 「そんなぁ・・・」 「お店で、めぐみさんが男だと聞かされた時は正直少しショックですたが、考 えて見れば、愛さんだって元は男だったわけだし、めぐみさんだって・・」 「それって・・・もしかして・・・僕に・・・・手術を?」 「そう考えれば、問題無いという結論に達したのです」 僕の胸はいつの間にか膨れ上がり、どちらかというと隙間のあったブラがきつ くなっていました。また、股間についていた男性の物も消え去っており女性用 ショーツが妙にフィットした感じになっているのです。 「めぐみ!どうしたの?」 「なんでもない??でも、砂田さん、勝手に変な結論は出さないでください。」 もう一度、自分の身体を確認しホッとしていました。 「どちらにしても、今日はめぐみが主役なの」 「・・・・・・・・・」 「今日は私も居るんだから、襲ったりしないわよね、砂田さん」 「ああ、当たり前だよ一回目のデートではそんなことしないよ」 「2回目だったらするんですか?」 「めぐみさん、いじめないでくださいよ」 「あはは、、、取りあえず、約束の買い物に行きましょう」 「約束の?」 「へへっ、めぐみを紹介する見返りね、笑」 「もしかして、僕を売ったんですか?」 「まさか、キューピットの報酬よ」 「・・・・僕にも報酬はあるんだよね」 「多分okだと思うわよ。ねっ、砂田さん」 「いいですよ、めぐみさんが望むのでしたら喜んでプレゼントしますよ」 「ラッキー!言って見るものだね、笑」
20分後、3人はサンシャインシティーの中にある、女性用水着売場にいまし た。姉に女性用下着売場でショーツやブラを買わされた時の事を考えれば、私 は免疫が出来ていて、愛さんと一緒に見て回ることが出来ましたが砂田さんは とても居心地が悪いようです。 「これどう?今年は白が流行なのよね」 「うん、とても似合ってると思うよ」 「さっきのとどっちが良いと思う?」 「う〜ん、愛さんはスタイルが良いからみんな似合うよ」 愛さんは、かれこれ30分も粘っていたのです。僕は少し疲れて来ていたので 少し生返事をしたのですが・・・・ 「めぐみ真剣に考えてよ。自分はどれにするか決めたの?」 「えっ?」 「報酬を!ってさっき言ったじゃない。めぐみも買ってもらうんでしょ」 「報酬って水着のことだったの?」 「そうよ、早く決めなさいよね」 「そう言われても・・・・・・」 僕は初めて姉に連れられデパートの女性物下着売場で試着させられた時の事を 思い出していました。 「じゃ、さっきのをめぐみが買って貰って。。良いアイデアでしょ。笑」 「あのハイレグを僕が?」 「たぶんサイズは同じようなものだから、大丈夫よ」 「そうじゃなくて・・・おちんちんが・・・・」 「なに?」 「なんでもないよ。そうしよう・・・決まり!」 僕が買って貰っても、自分で着る必要は無かったとその時は思ったのです。愛 さんは二つの選択に迷っていたから、僕が買って貰って愛さんにあげれば良い と考えたのです。 砂田さんがお会計を済ませると紙袋が二つ。一つを愛さんに渡し、残りの一つ を僕に手渡そうとしました。 「あ、それは愛さんに僕からのプレゼントと言うことにしてくれます?」 「あは、そうだよね。あのままじゃ、愛さん悩んでいて後1時間はかかったね」 そう言って、砂田さんは僕に渡そうとした残りの紙袋も愛さんに渡そうとしま した。 「何を言ってるの?プレゼントの品物を人に上げるなんて最低よ」 「えっ?」 「ちゃんと自分で着用しなさいよ、めぐみ!・・砂田さんも傷付いたわよね」 「あぁ」 言われて見ればその通りです。僕は砂田さんの手から紙袋を受け取りお礼を言 ったのです。 「わかればよろしい。着用している写真でも砂田さんにプレゼントしなさい」 「わぉ、嬉しいな。期待しています」 「でも・・・ハイレグが・・・・・」 「大丈夫よ、チャント着用出来るようなサポータをプレゼントしてあげる」 「そんなのがあるんですか?」 「安心して、笑」 その後、三人で食事をした後、映画を観て私と愛さんは「MILKY PUB」 に向かいました。


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