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第3章 入学式

あの日、以来、僕は姉の言いなりです。言い忘れたていましたが、姉は管理人 さんや近所の人達に、妹が一緒に暮らすと言っていたのです。 入学式を明日に控えた日曜の朝、僕はいつもの通り朝食の準備をしていました。 姉に支度が終えたことを告げに行くと、姉はベットの上ではまだ気持ち良さそ うに寝ているではないですか。 「おいおい、日曜だからって寝てないで早く起きてくれない?」 「うん〜ん・・」 「起きた?もう10時だよ!」 「えっ?10時?・・・なんで早く起こしてくれないのよ」 「そんなの知らないよ!」 「遅刻しちゃうじゃない!」 「寝ぼけてる?今日は日曜だよ(笑)」 「わかってるわよ、そんなこと・・・11時半に予約をしてるの」 「予約?」 「そうよ明日は入学式でしょ。美容院を予約しておいたのよ」 「あれあれ、じゃ早く起きて行きなよ、笑。遅刻するよ」 「何を言っているの?めぐみの入学式でしょ!あなたが行くのよ!」 「えっ?僕が??」 「そうよ、肩まで髪を伸ばしているのに手入れをしないから、めぐみは」 「ちゃんと、シャンプーとリンスはしてるさ」 「めぐみの髪はしなやかなんだから手入れをしっかりすれば奇麗になるわよ」 「でも、美容院?」 「そうよ、私が床屋さんに行くわけないでしょ?」 姉と僕は30分で食事と身支度を終えて部屋を後にしました。もちろん、僕は 女性用の下着を身に着けさせられて・・・ 「いらっしゃい、祐美さん」 「こんにちは」 姉のこの微笑みに、みんなは誤魔化されるんです。 「そちらが妹さん?お姉さんに良く似てるわね」 「えっ?」 ここでも姉は僕のことを妹だと言っていました。それにこの人はなんだろう? 外見は完全に男なのに女言葉を使っているではないですか。 「この人が店長の佐々木さん」 「この娘が妹のめぐみです。お願いしますね」 「・・・・」 「は〜い。もちろん、こちらにどうぞ!」 僕は店長の後について行き、大きな鏡の前の椅子に座らせられました。回りを 見るとお客さんは全て若い女性です。それだけで僕は場違いな所にいるようで 恥ずかしくて仕方ありませんでした。そんなことはお構いなしに店長はカット の準備を終えると、僕の髪をしばらく指で触わり・・・・ 「いい髪質してるわね、でも伸ばす前にパーマをかけていたでしょ?」 「はい」 「少しpHがアルカリ性に傾いているわね、健康な髪のpHは普通5.5程度 の弱酸性なのよ、リンスはしばらくのあいだ酸性効果が高いものを使いましょ うね」 「はい・・・」 「っで、今日はどのようにしますか?」 「ベースメニューにテクスチャーメイクとトリートメントをお願いします」 姉が横から口を出したのです。 「テクスチャーはバイオクリニックでいいわね」 「はい」 「トリートメントはミストダメージヘアーにする?」 「うーーん、スキャルプクレンジングエステにしていただけますか?」 「はい、わかりました」 「カットは、この長さでカジュアルボブは出来ますか?」 「大丈夫よ。でも、正統派ボブの方がよいんじゃないかしら、サイドの毛先に 軽いレイヤーを入れて。エレガントな感じに」 「うーーん、そうね、それでお願いします。」 店長と姉の間で勝手に話しが進んでいたのですが、僕にはチンプンカンプンで さっぱり分かりませんでした。 「それでいい?めぐみ」 姉は僕がなにもわからないのを知っていてわざと尋ねるのです。 「えっと・・・短く刈り上げにしてほしいんだけど・・・」 僕の些細な抵抗でした。 「何言ってるのぉ?美容院に来て、先生に失礼でしょ!」 「う〜ん、めぐちゃんにはショートも良いかもしれないわね。でも、私はボブ で可愛くエレガントにしてみたいわ」 「・・・・・・」 「それでいいわね、めぐみ」 (私に羞じをかかせるつもり?秘密を暴露するわよ、めぐみは私の可愛いお人 形さんなんだから観念しなさい) 姉は小声で僕に耳打ちするのです。 「どうしますか?」 「・・・・ボブでお願いします」 「こんな感じね、どう?」 「うん、とっても良くなったわ」 またしても姉が横で答えます。 「髪の形でこんなにイメージが変わるんですね」 「・・・・・・」 覚悟はしていたものの、どう見ても女の子の髪型です。 しかし、デザイナーの佐々木さんは首を傾げていました。 「どうかしました?」 「ちよっと、眉の手入れをした方が良いわね、サービスしちゃうわ」 佐々木さんは小さな鋏みを持ち出し僕の眉をカットしだしました。 「素材が良いからやりがいがあるわね。メイクもしてあげる」 ファンデーション、ほほ紅、アイシャドウ、アイライナー、・・・・・・・ 「めぐみさんは睫毛が長いからマスカラはいいわね、あとは口紅ね」 そう言うとピンクの紅を細い筆につけて僕の唇に塗り付けたのです。 「どう?いいでしょ!」 「わぁ、すごい。ちょっと焼けちゃうかもぅ」 「・・・・・・・・・」 鏡の中の人形のような自分を見つめて僕は唖然としてしまいました。 「これが僕?」 姉と二人で帰る途中、僕は多くの視線を感じていました。はじめは姉の事を見 ていると思っていたのですが、明らかに僕を見ているのです。 「姉貴、やっぱり変じゃない?みんなが僕をジロジロ見ているよ」 「何言ってるの?すごく可愛いから、男性は視線でめぐみを犯しているのよ」 「犯す?」 「そうよ、めぐみもこの視線に慣れないと駄目ね」 僕はその時、犯されると言う言葉にドキドキしたものを感じてしまいました。
入学式の当日、それは悲劇から始まりました。 「姉貴、僕のジャケット知らない?」 普段からTシャツにジーパンとラフな恰好の多い僕に取ってジャケットは唯一 の正装だったのです。 「あれ、汚れていたからクリーニングに出したわよ。取って来てないの?」 「そんなぁ!クリーニングに出したなんて知らないよ」 「まだ、クリーニング屋さん、開いてないし他のにしたら?」 「他はTシャツとかラフな衣服しか持って来てないんだよ」 「あらあら、仕方が無いわね」 「どうしよう・・・」 呆然としている僕に向かって姉が提案したのです。今、思うと全てが姉の策略 だったように思います・・・・ 「私のを着て行ってもいいわよ」 そう言うと、ワンピースを持ち出して来るではないですか 「あのねー、いくらなんでも着ていけるわけないでしょ」 「本当は着て行きたいんでしょ?(笑)、そうね、今日は・・・・これかな」 女性物ではありましたがシックな色のさほど僕が着てもおかしくないジャケッ トを持ち出して着ました。 「これ、ちょっと丈が短いよ」 「それはそういう作りなのよ、笑。これを穿くの」 姉は同じ生地で作られたタイトスカートを持ち出したのです。 「僕にそれを穿いて行けって言うのぉ?」 「まだ、勇気がないようね、笑」 「真面目に考えてよ。あっ、これは?」 僕は姉の洋服ダンスの中にブレザーのジャケットを発見したのです。作りは女 性物でしたが色はシックで男性が着てもおかしくない色でした。生地も薄めで 春でも着れる感じです。 「あっ、それね。めぐみが良いって言うなら貸してあげるわ」 「うん、これを貸して!」 時間もないし、これ以上探しても他に良いものも無さそうなので、僕はそのジ ャケットで手を打つことにしました。 「白のワイシャツは持っているの?なんならこれを着て行く?」 姉のことだから、またフリルの付いたブラウスを持って来ると思ったのですが 意外なことにシンプルな物を持って来てくれました。アイビーパンツも姉の物 を借りました。ウエストが少し窮屈なのを除けばブレザーとマッチしていて、 これならなんとか我慢出来そうでした。 入学式の講堂に着いたのは時間を少し過ぎていましたが、幸いなことに式はま だ始まっていませんでした。僕は自分の学科と名前を受付で告げると資料を貰 い急いで席についたのです。 参列している人達は想像していた通り殆どが女性です。チラホラと頭一つ飛び 出した男性が数人参列していました。僕は身長が低いので女性の中に埋もれて いて目立ちませんが、背の高い男性はさぞ恥ずかしい思いをしているだろうと 他人事ながら同情をしていました。 「こんにちは、宮崎です」 隣に座って居た女の子が話し掛けてきたのです。目がクリッとした僕好みの女 の子です。身長は僕より少し高かったかも知れません。 「あっ、こんにちは、深山です。君も英文科だよね」 この列は英文科の新入生が座っているところだったのです。 「えぇ、めぐみさん?、私は智美、よろしく」 彼女は配布された座席表を見て僕の名前を確認していました。 「こちらこそ、よろしく」 「あなたも付属女子高校出身なのね」 「えっ?」 「そのブレザーの制服、国際短期付属女子高校の制服よね。私も憧れたもの」 「・・・・・あっ、うん」 (姉は知っていてこれを僕に着させたんだ) 見回すと数人の女性が同じブレザーを着ていました。ブラウスに結んでいるネ クタイも同じものです。 「私は公立高校で共学だったから、女ばかりがこんなに沢山いると変な感じ」 「・・・・・・・」 「何人かは男性もいる見たいね、ほらっ」 彼女は背の高い男性を小さく指で示した。 「なんで短期大学なんかに、あの人達来たのかしら。余程女に飢えていたのか しらね。それとも、お馬鹿で4年制に入れなかったのかしら(笑)」 彼女は僕を女性と勘違いしているらしいが、気が付いた時には僕が男だなんて 言い出せない状況になっていたのです。 「甘いなぁ、あの人達はオカマなのよ」 急に逆隣に座っていた女の子が話しに入って来ました。 「あっ、この人は山口美鈴さん。さっき知り合ったのぉ」 「美鈴です。よろしくぅ」 「深山です。こちらこそよろしく」 「めぐみさんね。名前で呼んでもいい?」 「はい」 「私のことも名前で呼んでね」 「ところで、オカマってどうしてよ」 智美が美鈴に尋ねました。 「決まってるでしょ。女の園を味わいたいのよ(笑)」 「やぁーね。もしかしたら美鈴も男じゃないでしょうね」 「失礼ね!でも最近のニューハーフは奇麗な人もいるから良しとしましょう」 「そうそう、普通の女の子より女オンナしてるわよ、笑」 「あの人なんか明日から女装をして来そうよね」 「どの人??」 「ほら、あの人。笑」 「本当ね、私なんかよりずっと美形ね。オイオイ」 「でも、女装する人にはマゾが多いみたいよ。女の恰好をして犯されることを 想像するんですって!ねっ、めぐみ」 僕は一瞬、自分の心境を尋ねられたと勘違いして心臓が止まる思いでした。 「さぁー、笑」 「めぐみは箱入りみたいだから知るわけないでしょ。誰かと違って」 「あっ、失礼ね。私も週刊誌で読んだだけよ」 「そもそも、その週刊誌を読むことが箱入りじゃないのよ」 「そっかぁー、笑」 式が始まり話しは中断され、僕は智美と美鈴のおしゃべりからやっと開放され たのでした。 1時間程で講堂の入学式は終了し、写真を撮りを行った後、予め割り当てられ たクラスに移動しました。英文科はクラスAとBの2つに60名程度に分割さ れていました。 「また、会ったね」 宮崎智美が側にやって来ました。 「宮崎さんもAクラスだったんだぁ」 「あら、迷惑そうな言い方」 彼女は冗談に怒って見せた。 「いや、そんなこと(笑)」 「美鈴はBクラスみたいよ。男が3人いるって喜んでいたわ。笑」 「そうなんだぁ、笑」 「Aクラスに男性は居ないみたいね」 「・・・・・」 しばらくすると、担当事務局の人が部屋に入って来て詳細なオリエンテーショ ンを始めたのでした。 「それでは学生証を配りますので名前を呼ばれた人は取りに来てください」 「新井恵子さん」 「はい」 「石島美和子さん、井上・・・」 やっと最後の方で僕の名前が呼ばれたのでした。 「宮崎智美さん、深山恵さん・・」 「きゃーなに、この写真!これで2年間も過ごすの?」 先ほど撮影した写真が学生証に貼られていたのです。 「持ち込みで気に入った写真を貼ってくれればいいのに」 「そうでも無いじゃない。奇麗に撮れてるよ」 僕は智美の学生証を見ながら形ばかりのフォローをした。 「めぐみの写真は?」 そう言うと僕の学生証を取り上げマジマジと見るのです。 「いいなぁ、可愛く撮れていて・・・交換してよ。笑」 「写真だけでは無く、記載に誤りが無いか確認して下さい!」 事務局の人の言葉を聞いて僕は記載を念入りに確かめていました。 「うん?性別のところ男性が塗りつぶされている・・・・」 「どうかしたの?」 「智美の学生証をちょっと見せて?」 智美の学生証も同じように男性のところが塗りつぶされていたのです。 「これって、女性ってことだよね」 「そうに決まってるでしょ、笑。めぐみは男性になってるの?」 「えっ?いやー、同じ・・・・」 「なんだ、じゃ問題ないじゃない」 「誤りはありませんね」 事務局の係員が再確認をしました。みんなの前で僕は男性なのに女性になって いますとは恥ずかしくて言えなかったのです。 (あとで事務局に行こう) 「明日は健康診断が有ります。今日、お渡しした体育着は忘れないようにして 下さい。それでは解散します、お疲れ様でした」 事務局の窓口は人波でいっぱいになっていました。 順番を待ってやっと僕の番になったのです。 「あのー、学生証が誤っているんですが」 「どこですか?」 「性別のところです」 僕はここでも女性は誤りですとハッキリ言えませんでした。 「あっ、よくいらっしゃるんですが、塗りつぶされていない方が表示です」 「はい」 「ですから、これは女性と言う意味ですから問題ありませんよ」 係りの人は面倒そうに告げると次の人に向かって視線を移してしまったのです。 「どうかしたの?」 智美が僕の後ろで覗き込んでいました。 「あっ、なんでもない」 (明日、空いている時にまた来よう) 「美鈴と二人で家に来ない?、近くのマンションに下宿してるの、私」 「えっ?」 振り向くと入り口のところに美鈴がこちらを向いて立っていました。 智美のマンションは大学から歩いて20分位のところにありました。6階建て のさほど大きくないマンションですが女子大学を当て込んで作られたのでしょ う、オートロックのモダンな感じのマンションです。 「智美のお父さんってお金持ちなんだぁ?いくらするの、家賃」 「さぁー、笑。親が払ってるから知らないわ。とにかく上がって」 部屋は寝室とリビングでバスとトイレは別になっていて学生の部屋にしては豪 勢な間取だと思いました。 「そこに座ってね」 「いいなぁ、こんな部屋一人で住んでるなんて、僕なんて姉と二人でここより 狭いよ」 「ねぇ、めぐみ。その僕って言うのは変よ。なんだか男性と居るみたいな錯覚 をしちゃうわ、笑」 「えっ?」 「いいじゃない?最近、女の子が僕って言うのも流行らしいわよ」 智美が助け船を出してくれたのです。 しばらくの間は智美の入れてくれたダージェリンティーを飲みながら、履修科 目や大学のことについて話しをしていましたが、2時間もして智美がワインを 持って来た頃から話しは、姉の言っていた通り、お化粧や髪型、異性について の話題に移っていったのです。 「最近、なよっとした男が多いわよね」 「環境ホルモンの影響じゃないかしら、笑。男が弱くなったんじゃないの?」 「女はどんどん強くなるわよね」 「確かに男性的な女も多くなっているわね」 僕はただただ頷いているだけでした。 「そう言えば、めぐみって見ようによってはユニセックス的よね」 「うんうん、恰好も少しボーイッシュな感じだしね」 「キャミソールとかは着ないのぉ?」 「うん、大体こんな恰好が多いかなぁ」 「似合うと思うけどなぁ、女の子女の子した服装も」 「もしたかしたら、女子校でレズの立ち役だったりして、笑」 「そんなぁー」 「意外と下着は派手だったりして、笑」 「あっ、私の派手よ!入学式の為にトリンプの下着を買ったの。見たい?」 「見たいみたい、どんなの?」 美鈴に言われて智美は自分で前のボタンを外し、こともなげに見せたのです。 「わぁー、派手!」 「でしょ?セサでちょっと大人っぽくと思って。笑、美鈴は?」 「私のは大したことないわよ」 「あっ、私のを見ておいてズルイ」 「仕方ないわね、こういうのよ」 「すご〜い、下着よりもバストがスゴイ!なんでそんなに大きくなれるのぉ?」 「リフトアップブラよ、笑」 美鈴は脇から寄せてあげるタイプのブラを着け、バストの上半分にボリューム を出して、おわん型の胸をしっかりと演出していたのです。 当然、次は・・・と、二人の視線が僕に移ってきたのです。 「あっ、こんな時間だ!そろそろ帰らないと」 「あのなぁー、そんなんで帰れると思っているのかい。めぐみ」 「そうそう」 美鈴も智美に相づちを打っているのです。 「もとはと言えば、めぐみの恰好から話しが始まっているのよ」 「うんうん、本人が見せないでどう決着が着くの」 二人は同時に僕に飛び掛かるとブラウスのボタンを外しだしたのです。最近の 女性の力は強いものがあります。 「ちょっと、頼むからやめて!」 「駄目よ!!」 僕の胸は智美と美鈴によって露にされてしまったのです。 「・・・・どう言うことよ」 「お・と・こ・・だったの?」 僕は小さく頷くしかありませんでした。 「でも、その服は付属女子校のでしょ?」 「姉のなんです、これにはいろいろ事情が・・・」 「めぐみってオカマ痴漢だったのぉ!私達の下着姿を見て!」 「許せない!!こんな恥ずかしい思いしたのはじめてよ」 「明日、みんなに言いふらすんでしょ!心の中で笑っていたんだ・・・」 「そんなことないよ」 僕は今までのことを全て智美と美鈴に話して誤解を解こうとしました。 「そんなの信じられないわよ」 「そんなこと言われても真実なんだから・・・」 「じゃ、証拠を見せて!」 「証拠?」 「私達の前で私のキャミソールを着て見せてよ。本当なら出来るでしょ」 「そんな、恥ずかしい」 「私達だって恥ずかしい思いをしたんだから、そのくらいしてもらわないと」 「・・・・・・・・・」 僕は仕方なく智美から手渡されたキャミソールを持って隣の寝室に行こうとし たのですが 「駄目よ、こで着替えるのよ」 容赦のない智美の言葉に僕は立ち尽くしてしまったのです。 「しかた無いわね、私が手伝ってあげるわよ」 そう言うと美鈴は僕のところに来て、着ている服を脱がせはじめたのです。人 形と化した僕はただ呆然と立っているしかありませんでした。 「わぁ〜っ、可愛いショーツ。本当に女性として生活してるのね」 「もう、いいでしょ?」 僕は二人の前で恥じらいもない女物の下着姿で立ち尽くしていました。 「駄目よ、私のキャミソールを着てくれる約束でしょ」 仕方なく、僕は震える思いで智美のキャミソールを身につけました。 「可愛い!私より似合ってるかも知れないわ。ちょっと頭に来るわね。笑」 「もう、気が済んだ?」 「うん、信じてあげる。これから女性として学生生活か出来るように協力して あげるわ」 「運良く、大学では手違いでめぐみのことを女性として登録してあるから、そ のままにしておきましょうよ」 「そんなぁ〜っ」 「大丈夫よ、私達がフォローしてあげるから、差し迫っては明日の健康診断ね」 「智美がめぐみの代りに受ければ?あなたは風邪を引いたことにして」 「そうね、それで完璧に女として、めぐみは大学生活が送れるわね」 「あっ、もうこんな時間ね。美鈴、食事でもして行けば?」 「うーーん」 「めぐみが美味しい手料理を作ってくれるわよ。ねぇ!」 「そうなんだ、じゃご馳走になってから帰るわ」 僕は智美のキャミソールの上にエプロンを着せられ、3人の夕食を作ることと なってしまったのです。


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